以前の外耳炎の記事の続きです。
病院で外耳炎と診断されてから、処方されたお薬(抗生剤1/2錠を1日2回、ステロイド1/2錠を1日1回)を毎日飲ませる生活が始まりました。
順調に見えた治療の裏で、ステロイドの「副作用」と「あるハプニング」に振り回されることになります……。
ステロイドの副作用で「幻の爆食」と「ガブ飲み」!?
お薬のおかげで耳のかゆみや痛みは落ち着いてきたのですが、ステロイドの副作用がしっかりと現れ始めました。
ひとつは、喉がとても乾くようでお皿に入っているお水を半日で飲み切ってしまうほどのガブ飲み。
そしてもうひとつが、まさかの「食欲増進」でした!
あおといえば普段はかなりの食べムラがあるのですが、この時は今まで見たことがないくらいドライフードをバクバク食べてくれたんです。「もっと食べたい!」という強い欲求を見せる姿なんて初めて見るかも!?と思うほどで、私は内心大感動!
「もしかして、外耳炎の痛みから解放されて本来の食欲が戻ったのでは……!?」
なんて淡い期待を抱いていたのですが、後日先生に相談すると「これはステロイドの副作用なので、一時的なものですよ」とのこと……。 それを聞いて、「そりゃそうよね……」と少しがっかりしてしまいました(笑)。
期待の点耳薬「ネプトラ」と、帰宅後の異変
飲み薬を2週間続けて状態もすっかり落ち着いてきたため、ここからは減薬していくことになりました。
そこで先生から提案されたのが、1ヶ月間効果が持続するという点耳薬「ネプトラ」です。これを耳に差してもらい、ステロイドの飲み薬は1/4錠(1日1回)へと減量になりました。
「これで良くなってくれるといいな」と期待していたのも束の間、病院から家に帰るとあおの様子が一変してしまったのです。
あおはずっと落ち着かない様子で、立ったままプルプルと震え続けています。
いつもならお昼ご飯を喜んで食べたがる時間なのに、全く食べる気配がなく、ただただ立ち尽くして震えるあお。耳の中に液を注がれて気持ち悪いのかもしれないけれど、こちらとしてはどうしてあげることもできず、ただ見守るしかありませんでした。
空腹で嘔吐…病院に電話で確認してみると
夕方になると、ご飯を食べないまま一日中緊張していたせいか、空腹で吐いてしまいました。
それでもご飯を食べず、震え続けるあお。 「このまま夜になって、また病院に行く前みたいに一晩中眠れない状態になったらどうしよう……」と不安が募り、たまらず病院に電話で相談しました。
先生によると「点耳薬に震えるという副作用はないはずです」とのこと。
「おそらく、耳に薬を入れられたことに対する恐怖や不快感の反応でしょう。お薬は1日かけて体に吸収されていくので、今日はまだ不快感が強いのかもしれません。明日まで様子を見てみてください」と説明を受け、祈るような気持ちで見守ることにしました。
長い一日が終わり、安眠と「柴犬の特性」
電話を終えてしばらく経った頃、一日中緊張して立ち尽くしていたあおが、疲れ果てたように糸が切れた感じでその場にペタンと体を横たえました。
その日初めてゆっくり体を休める姿を見て、少し落ち着いたのかなと静かに見守っていると、そのままスースーと深く眠りについてくれました。
満腹ならぬ空腹で眠りについたあおですが、23時過ぎにふとお腹が空いたのか、自分からしっかりご飯を食べてくれたのです! その姿を見たときは、心底ホッと胸を撫でおろしました。
数日たって驚いた、ネプトラのすごい効果
当日は心配でハラハラさせられた「ネプトラ」でしたが、数日経ってみると、薬としてはすごい効果を発揮してくれたことが分かりました。
今回の外耳炎で右耳に発生していたベタつく茶色い汚れは、耳浴や拭き取り洗浄をしても一時的に綺麗になるだけでなかなかスッキリ治らなかったのですが、数日経つと見事に綺麗になっていたのです!これには本当に驚きました。
薬のおかげでしつこかった耳の汚れが綺麗になったのは本当にありがたかったのですが、当日のあの強い拒絶反応を見ていたこともあり、先生とも相談のうえ「あおは今後外耳炎が再発しても、点耳薬は使わない方がいい」という方針が決まりました。
先生いわく、柴犬は飲み薬で外耳炎の治療ができる犬種なのだそうです!(トイプードルなどは、飲み薬だけだと効果が出にくいのだとか)。犬種によってそんな違いがあるなんて、一つ勉強になりました。
おわりに
現在はさらにステロイドの量を減らし、「1/4錠を2日に1回」のペースで飲んでいます。
このままあと2週間ほど飲んで問題がなければ、いよいよ外耳炎の治療は終了となる予定です!
あおも本当に良く頑張ってくれたので、このまま何事もなく無事に完治してくれることを願うばかりです。

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